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所得税率75%(!?)

こんにちは、木下です。

 

先日、フランスのオランド政権が富裕層の所得税を大幅に増税する提案をしたのに反発した、俳優のジュラール・ドパルデューがロシア国籍を取得し物議を醸しているというニュースを目にしました。

 

ニュース映像の中に、久しぶりにジュラール・ドパルデューの姿を見かけて、

彼の主演映画 『グリーン・カード』 (1990年ピーター・ウィアー監督)を思い出しました。

(前回のつづきはまた次回に持ち越し、今回この作品について書かせていただきます。)

 

ずいぶんと前の事ですが、レンタル店で作品を物色していた私のレンタルかごの中に、

家内が放り込んできたビデオの一つがこの映画でした。(当時はビデオテープ)

「恋愛映画なんて観たくないよ~」と、ふて腐れながら渋々、家内につき合って観賞しました。

 

 

(以下、一部ネタばれがありますのでご注意ください)

お話は、温室付アパートへの入居条件を満たすために、夫の存在が必要な女性園芸家のブロンティ(アンディ・マクダウェル)と、アメリカの永住権(グリーン・カード)が欲しいフランス人男性ジョージ(ジュラール・ドパルデュー)の物語です。

 

思惑が一致した見ず知らずの二人が、書類上の結婚(偽装結婚)をするところから始まります。

役場での結婚手続を終えると、元の別々の生活に戻った二人でしたが、

入国管理局の結婚実態調査のために再び対面することになります。

 

タイプの異なる、まさに美女と野獣の二人が、調査対策のためにお互いのことを知っていくうち、

やがて惹かれあっていくという展開のお話です。

(男性がスマートなイケメンタイプではないせいか、感情移入してしまいます)

 

友人のパーティーに招かれた席にて行きがかり上、ジョージが披露することになった

”意表をついた” ピアノ弾語りがとても印象的でした。

 

やがて二人は偽装結婚・不法滞在の疑いから、入国管理官による質疑調査に臨むことになります。

上手く切り抜けないと二人は罪を負い、ジョージは強制出国となります。

お互いの生い立ちから出会い、互いの趣味や癖まで、それまでの予習準備を活かし、

完璧に質疑をこなしていた二人ですが、ジョージが とある質問の答えに詰ってしまいます。

 

と言うより、この質問・・・・。

奥さんの使っている化粧品の銘柄を熟知している旦那さんが、世の中にどれだけいるというのでしょうか・・・。 少なくとも私は知りませんし、興味もありません(笑)

 

 

ふて腐れながら渋々観始めた作品ですが、良い意味で予想を裏切らないベタな展開のお話で、

最後にはホッコリ幸せな気持ちになった様に記憶しています。

誰でも安心して観られる作品だと思います。

 

 

それにしても、この私が恋愛映画って・・・・・・・。

 

 


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