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勝手に映画レビュー

こんにちは、木下です。

GWまたぎで映画を観まくろうと、DVDを沢山借りてきたまでは良かったのですが、風邪をこじらせてしまいまして、感想を書き込むのがこんなに遅くなってしまいました。

以前に観たものを含め、沢山書きたい作品がありますので、少しずつ紹介していきたいと思っております。

 

※尚、各作品、人物に対する表現や見解等は、表題の通り勝手な個人的感想ですのでご容赦ください。人物に対しましては、敬称を省略させていただく事が多いですが、こちらもご容赦ください。   また、本文中に一部ネタばれがありますので、作品をまだご覧になられていない方は十分にご注意ください。

 

 

前置きが長くなりましたが、まずはGWに鑑賞した作品より 『アニー・ホール』(1977年)

映画監督としてあまりに有名なウディ・アレンの作品です。

大都会ニューヨークで出会い、口論しては仲直りを繰り返すカップルのお話。

会話シーンが多く、ウディ・アレン節炸裂してます。

心の声が字幕で出たり、登場人物がカメラに向かって話しかけてきたり、過去の回想シーンに現在の自分達が登場して過去の自分を見ていたり等、飽きさせない撮り方で見せてくれます。

(当時はかなり斬新だったはず)

 

そもそもウディ・アレンは家内に薦められて観たのがきっかけで、積極的に観たいジャンルではありませんでした。

実際初めて同監督作品(ウディ主演)を観た時は、皮肉屋のおしゃべりなオジサンに嫌悪感を持ちましたし、カット割をせずに長回しで台詞をしゃべる人を追いかけて、カメラを右に左に振る撮り方に違和感を感じました。(今では好きな映画人の一人ですが)

 

ウディ・アレン自身は否定しているそうなのですが、本作は彼の自伝的なお話だと思います。

主人公(ウディ・アレン)の職業はスタンダップコメディアンですが、同監督も過去にスタンダップコメディアンの経歴を持ちますし、主人公同様に2度の結婚と2度の離婚歴があります。(現在は3度目の結婚をしています)

西海岸(ハリウッド)が肌に合わず、ニューヨークを愛するところも同じです。

なによりも主演女優アニー・ホール役は実際に同監督の恋人であった(のち破局)ダイアン・キートンです。(ダイアン・キートンの本名はダイアン・ホール、ニックネームはアニー)

 

この二人、とてもお似合いだと思うのですが、結局別々の道を歩むこととなります。

ウディ・アレンの良作です。

 

 

もう一つウディ・アレン作品 『マンハッタン殺人ミステリー』(1993年)

主演は同じく、ウディ・アレンとダイアン・キートン。

黄金コンビ復活という感じで、この二人のかけあいは息があってて、とても愉快です。

ストーリーは倦怠期の夫婦(ウディとダイアン)がある日、マンションの向かいに住む老夫婦の部屋に招かれるのですが、翌日老夫人が心臓発作で亡くなってしまいます。ご主人が奥さんを殺害したのでは、との疑惑を持った主人公たちは証拠をつかむべく探偵ごっこをはじめる。という内容です。

殺人ミステリーと題名にはありますが、とてもコミカルで愉快な作品です。

 

当初主演の夫人役は同監督と恋人関係にあったミア・ファローの予定でしたが、ウディとミアの養女(当時21歳)の交際が発覚し、ミア・ファローに訴えられるというスキャンダルがあったために ミア・ファローが出演を拒否。

代わって元恋人のダイアン・キートンが出演をすることとなりました。

このスキャンダルを耳にした時は「うわ~、ウディ・アレンて、やっぱりそういう人なんだ~」と思ったことを憶えています。

因みに当のミア・ファローの養女は、ウディ・アレンの現在の奥様です。

 

結果的にはダイアン・キートンの出演になり、正解だったと私は思います。

この二人のコンビはとても愉快です。

 

まあ、この作品は難しいことを考えずに、のんびり楽しく観るのにとても良いと思います。

 

素人が探偵ごっこをする話しを観ていましたら、ヒッチコックの『裏窓』を思い出しましたので、こちらも借りてきました。(グレース・ケリーが美し~)

 

おっと、かなり長文になってきてしまいましたので、今回はこの辺までにしたいと思います。   『裏窓』や他の作品はまた次の機会に書きます。

では、また次回。


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